ドラえもん単行本に掲載されなかった話が怖すぎる都市伝説!
漫画には「掲載されなかった話」と言うものが多数ありますが、国民的アニメの代表的な存在であるドラえもんにも、そのような話があるんです。
まさしくブラックドラえもん・・・。
ドラえもんと言う漫画は日本人なら誰もが知っている超有名な作品の一つですが、その漫画の「単行本にならない話」をご存知でしょうか?
ドラえもんと言うのは小学館にて長年連載が続けられてきた作品なのですが、単行本と言うのは、その連載されたものを一つにまとめて販売されれうものですね。
連載していたものの中で、例えばセリフの書き間違えがあったり、世に出すには不適切な表現があったら修正が入るということがされるのですが、ドラえもんの場合、単行本に掲載がされていない話があるのです。
まずは単行本には掲載されたのですが、掲載されるかどうか検討がなされたという一つのエピソードを紹介します。
その話が「独裁者ボタン」と言う話。片岡さんは「独裁者ボタン」と言っていましたが、正式には「どくさいスイッチ」。
いつものようにジャイアンからいじめられたのび太はドラえもんに助けを乞います。そこでドラえもんが出したのが「独裁者ボタン」。
このボタンは、嫌いな奴の名前を言ってボタンを押すと、その人を世の中から消せるボタンなのです。のび太は人を消すことに躊躇しますがジャイアンにいじめられ、やむなくジャイアンを消します。
ジャイアンを消したことをひどく後悔するのび太ですが、続いてスネ夫にいじめられ、スネ夫を消します。
昨日しずかちゃんにフラれたからと言ってしずかちゃんを消します。
母さんにテストの結果で文句を言われてうるさいから母さんを消します。
そうしていくといつの間にかのび太の周囲にいた人は皆いなくなってしまうのです。すると、電信柱の小蔭からドラえもんがちらっと顔を出し、
「独裁者っていうのも寂しいものだろ・・・」(ニヤッ)
と言って物語が終わるという話。これだけでも怖いのですが、掲載はされている話です。
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では、掲載されなかった話。
それは「バラバラボタン」と言う話。
テストで0点を取ったのび太はいつものようにドラえもんに助けを乞います。そこで出したのが「バラバラボタン」。
これはどういう道具かと言いますと、ある人物のある部位を自分のものと交換できるという道具です。
テストでいい点を取りたいのび太は、出木杉君の脳と自分の脳を交換します。
ジャイアンのようにケンカが強くなりたいのび太はジャイアンの腕と自分の腕を交換します。
スネ夫のようにラジコンを上手く操りたいから、スネ夫の指と自分の指を交換します。
犬のように速く走りたいから、犬の足を自分の足と交換します。
こうして、のび太君はどんどん変な形態へと進化していくのです。
泣きわめくのび太君に対して、ドラえもんが電信柱から顔を出し
「欲張りすぎるのも良くないもんだろう。」(ニヤッ)
と言って物語が終わるのです。
これがドラえもんの長い歴史の中でも単行本に掲載されなかった数少ないお話。
絶対に見てみたいという人は、ドラえもんが連載されていた当時の本が保管されている国立図書館に足を運ぶか、茨城にいるドラえもんの専門家の家に訪問するか・・・。
では、なぜこのような話を「ドラえもん」の作者である藤子不二雄先生は描いたのか。
当時ドラえもんの話の内容に悩んでいたため、藤子不二雄A先生が当時描いていた「笑うセールスマン」などのブラックな作品に影響されたのではないかとオオカミ少年の片岡さんは語っていました。
こんな話無かったという話もありますが真相はいかに・・・。
信じるか信じないかは、あなた次第。