火垂るの墓サクマドロップスにより放送制限される都市伝説!


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火垂るの墓

ジブリの中でも非常に賛否両論が激しい「火垂るの墓」。

1967年に野坂昭如さんが書いた短編小説が原作であり、88年に高畑監督によって映画製作がされました。

ジブリにはたくさんの都市伝説が存在しますが、今回は「火垂るの墓」について放送自粛規制がかけられるところだったという話を紹介したいと思います。

 

放送が躊躇されている

「火垂るの墓」の放送が他のジブリ作品と比較して少ないと言われています。

それの理由として考えられているのはいくつか語られているため、順を追って紹介していきたいと思います。

一つ目に語られているのがサクマドロップの商標権が絡んでいるためなんです。

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http://anime-tosidensetu.com/wp-content/uploads/2014/07/SnapCrab_NoName_2014-12-12_22-22-16_No-001.jpg引用

というのもサクマドロップを製造していた佐久間製薬は戦前に創業され、戦時中に砂糖が手に入らなかった事情から一度廃業に追い込まれました。

やがて終戦を迎えると、長男と三男が別の企業を起こして見事復活となるわけですが、その際に「サクマドロップ」という商標をどちらが使用するかという件で揉めに揉めたのです。

最終的には裁判での話し合いにもつれ、その結果サクマ製菓株式会社は「サクマドロップス」の商標を勝ち取り、佐久間製菓は「サクマ四季ドロップス」の商品を展開することとなりました。

そのような背景があるために、「サクマドロップス」が陰ながら登場する「火垂るの墓」では、そのテレビ放送が阻まれているという都市伝説がまことしやかに語られているんですね。

ジブリ作品と、それに関連した商標権というのは、「魔女の宅急便」と「ヤマト運輸」の間にもあったという都市伝説がありましたが、何かとこうした「商品」と「作品」の関係には深いつながりがあるんですね。

「商品」が作品中に登場するというのは非常に名誉なことであり、それによって売り上げも上がる可能性をはらんでいるため、全く問題はないとは思いますが、都市伝説の一つとして語られているものです。

 

 

二つ目に語られているのが政治的な問題でテレビ放送に関しては繊細な配慮が必要であるためというもの。

「政治的」というと非常にややこしい問題のように聞こえてきます。よく問題になる靖国神社への総理の参拝などと同様に、戦争が絡んでいるためなんです。

日本は敗戦国家であり、世界的に見て言い訳ができない状況に追い込まれ、悪者扱いされています。そんな日本がまるで被害者のように描かれている「火垂るの墓」はそうした背景がある中で何も考えずに放送していいものではないように感じます。

そうした配慮から、放送の時期などの調整がややこしいのでしょう。

 

個人的には、いろいろ言いたいこともありますが、左翼的意見が多いメディアによって情報操作がされているこの状況ではしょうがないのかなあという感じもします。

高畑勲監督は、「火垂るの墓」について「反戦アニメなどでは全くない、そのようなメッセージは一切含まれていない」と何度も述べているようですが、視聴者の捉え方というのもあるために難しいところですよね。

この放送が頻繁にされない理由としては、単純に視聴率があまりとれないから・・・という理由も語られています。確かに軽い気持ちでは見ることができません。見た後は何かやりきれないようなせつない気持ちになってしまいます。

そうした背景から東日本大震災など国が落ち込んでいる状況などには、放送をしないようにするなどの配慮が必要になります。そのような理由からの放送の制限があるのか・・・。

 

 

実際は・・・

さてさて、このような都市伝説があるので紹介しましたが、実際放送回数というのはどんな感じなのでしょうか?

映画におけるテレビでの再放送に関しては「金曜ロードショー」が有名ですよね。というかほとんどその番組でしか放送されないかと思います。

 

「火垂るの墓」は公開時の1988年以降、

1989年(平成元年)と 1990年(平成2年)に2年連続で放送。

その後は3年空いた1993年(平成5年)からは基本的に2年に1度(奇数年)に8月の終戦の日前後に放送されています。2015年も放送が決定しています。終戦前後の日程の放送は6年ぶりになります。

6年ぶりの理由としては2009年(平成21年)に放送後、2013年(平成25年)における「かぐや姫」上映記念で放送されるまで少し期間が空きいたことに由来します。

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これに対して、「火垂るの墓」と同時上映がされた「となりのトトロ」はどうでしょうか。

1989年に初めてテレビで放送された後、1991年まで3年連続で放送されたました。その後、3年空いた1994年に再度放送され、1995年にも連続して放送されています。

その後は1998年から2年おきに放送がなされています。

 

1984年公開の宮崎監督2作目の長編アニメーション作品「風の谷のナウシカ」はどうでしょうか。

1986年に初めてテレビで放送された後、例外はあるのですがほぼ2年おきで放送されてきました。

 

これを比較するかぎり、ほぼ同じような放送の周期ですよね。笑
「火垂るの墓」の放送が空いたとされる2009年から2013年の間は2011年に東日本大震災があったため、放送内容と照らし合わせた結果、放送を見送ったと考えていいでしょう。

こうした配慮があって放送が見送られたために、「火垂るの墓」は放送が見送られているという都市伝説が語られるようになったのでしょう。上記のような震災などの諸事情で放送期間が空いたために語られている都市伝説であり、信憑性に欠けるということがわかります。

 

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