火垂るの墓都市伝説!悪夢の無限ループ?未完成放映で監督の危機!


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清太

「火垂るの墓」を製作したのは高畑勲監督。

しかし、実は後に「竹取物語」などで大きな称賛を浴びる高畑監督が、「火垂るの墓」製作によって監督存続の危機に期していたことをご存知でしょうか?

そんな都市伝説を紹介します。

 

 

 

 

永遠に悪夢を見続けている

まずは、「火垂るの墓」に登場する兄妹が実は幽霊であり永遠に悪夢を見続けてしまっている存在だという都市伝説。

あんな可哀想な悲しい話でさらに、そんな背景があるなんて本当に救われないですが・・・。汗

その根拠としては、

「火垂るの墓」は兄である清太が「昭和20年9月21日夜、僕は死んだ」というフレーズから始まること。

高畑監督がインタビューで

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と語ったこと。

劇中で画面が赤くなるのは、幽霊だった二人の幼い兄妹が生きていた頃の記憶を振り返っているということ。

ラストで山を降りた後が冒頭の清太の死が描かれたシーンに繋がるということ。

などが上げられます。

 

特に四番目の根拠は、この作品がまるでループになっているような印象を与えますね。

こうした根拠などから、「火垂るの墓」は戦時中を健気に生き抜こうとした兄妹が、戦後に息絶えてしまい、それまでに体験した悪夢のような日々を永遠と連想し、そこから抜け出せずにいるという物語だということです。

 

 

未完成で放映

「火垂るの墓」の公開は1988年でした。私が生まれる前!笑

この映画は「となりのトトロ」同時公開で上映されました。共に尺が通常の映画と同じであるため、同時で上映するような作品ではないのですが、もともと「となりのトトロ」は短編映画として製作が予定されていたものだったのですね。

そこで、もう一つ短編を製作して同時上映という形で行うという方針が立てられたて、高畑監督に白羽の矢が当てられました。

しかし、負けず嫌いな二人の監督は、お互いの仕事を横目に見ながら、切磋琢磨した結果長編映画が二本出来てしまったのだそう。笑

 

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製作が決まった当初について高畑監督は

「実際に映画化される1年、2年前にこれを映画化してみたいと思いました。

 

ところが突然のようにこれをやらないかっていう話になって、封切りが次の年の3月ということが決まった状態で政策をしなければいけませんでした。

 

 

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自分としては、火垂るの墓に対する構想はあったわけですが、それをいったんご破算にして、自分たちが今までやってきたようなやり方でやるためにはちょっとスケジュールがなさ過ぎて二の足を踏んだのですが、自分が考えていたようなスタイルを開発していく時間もないので、今やるのは難しいのでは・・・と思っていましたが、その時に宮崎駿が『いまやらなかったら、もうやる時はないよ!』と言ってくれてありがたかった。

 

自分もある考えのもとにやろうとしており、それが実現できないのならば延ばすしかないかなと普通は考えるのですが、もうそうでなかったら実現できないというのは、火垂るの墓というのはアニメーションには向いているとはだれも思っていないし、主人公が死んでしまうような作品を取り上げるってことはあまりない。それは実に正しい意見であるので、方法を変えても何とか作品にしようと冷静に思えました。」

とインタビューで語っています。

 

しかし、同時製作は製作サイドに大きな負担をかけ、それでも質を下げたくないという思いから、「火垂るの墓」は上映に間に合わず、結果的に未完成のまま上映されるという事態に至ったのです。

具体的には、清太が野菜泥棒をして捕まる場面などが色の付かない白味・線撮りの状態で上映されたそうです。

現在では完成した絵コンテに差し替えられたものがテレビで放送されていますが、当時はそんな状況だったんですね。しかし、悲しい作品であるためそれが演出かのように受け取ることができたため、そこまで大きな問題にはならなかったのですが、製作をした監督としては腑に落ちないですよね。

高畑監督はそれによって、アニメに関する製作や演出に携わる業務をやめるということを決意するにまで至ったようです。

結果的には、宮崎駿さんの後押しを受けて1991年に「おもひでぽろぽろ」で監督として作品に携わり、現代にも「かぐや姫」という素晴らしい作品を8年もかけて制作を行っていることにつながっているため良かったですが、もしかしたらそういった作品が世に出ていなかった可能性があるということですね。

アニメーションを製作する者にとっての「竹取物語」は、非常に大きな意味があるようで、後世にもわたって称賛を浴び続ける作品の一つとして語り継がれていくことでしょう。

信じるか信じないかは、あなた次第。

 

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