キーボードの配列の由来!クワーティ配列が採用された理由!


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キーボード

 

キーボードって、普通にアルファベット順に並んでいないということに疑問を持ったことはありませんか?

まるで何も規則性もないようにバラバラに並んでいます。

これって何か意味があるのでしょうか?

 

 

 

 

キーボードの配列

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中学・高校に進学するにつれて自然と操作をするようになるパソコン。

もはや生活の一部でその成り立ちなどにはあまり意識を向けないことが多いですが、パソコンに必ず付随してくる「キーボード」。

日本人だからローマ字打ちをして入力をしていくことが基本のため、アルファベットの順番とかはあまり考えたりしないものですが、注意して見てみるとキーボードに並ぶ仮名はまとまっておかれています。

 

それに比べてアルファベットの配置は好き勝手すぎる程いろんなところに散らばっています。

この配列になれているため、もはや配置を動かしたりはしなくてもいいのですが、この配列が考案された当初はさぞかし打ちずらかったのでは・・・?という思いが浮かんできます。

どうしてこの配置になったのか・・・?

 

 

Querty配列

このキーボードの配列は英字最上段の左から6文字が

Q,W,E,R,T,Y

の並び順であることから「Querty(クワーティ)」配列と呼ばれています。この配列に名前があったこと自体に結構驚いているのですが、「クワーティ配列」と言うのだそうですよ。

この配列が採用に至るのにはいくつかの理由が上げられます。

  • 昔のタイプライターの性能
  • モールス信号の関係
  • 競合していた配列を提唱した企業が合併

こうした要因によって現在の「クワーティ配列」が誕生し、それが一般化しました。

 

昔のタイプライターの性能

今でこそ、「タイピング」と聞いたらパソコンを思い浮かべますが、昔はタイプライターが主流でした。

タイプライターによって文字をうちこみ紙に印刷をしていたのですね。タイプライターの開発に当たり、当然キーボードの配列は様々考えられました。

 

なんと当初はアルファベット順で普通に並んでいたそうですよ( ゚Д゚)

 

これは当たり前と言ったら当たり前。アルファベットが並んでいるキーボードなのですから、順番に配列させようと考えるのが自然です。

そしてその配列はアルファベットの前半を左から右へ、後半を右から左へ配置するなど工夫が施されていきました。

その過程では、母音A・E・I・Y・U・Oを上段に配置するなど今もその名残があるような配列も考案されたそうですが、なんとより打ちずらくするために、今の配列が考案されたという説があります。というか、これが有力な説なのです。

 

より打ちずらくだって?(;´Д`)

 

とんでもないものを後世に残してくれたなと思ってしまいますが、これにはある理由があります。

タイピングをより早く行おうというのは、タイピングを用いた仕事が出現すれば当然のことです。当初は、五本指全てを使用してタイピングするという発想さえなかったそうですが、時代の変化と共に人類はキーボードに適応していきました。

すると、当時のタイプライターが処理をするよりもはやい速度でうちこむことのできる人間が出現するのです。これは人間の技術の進化であり、称えるべきところなのですが・・・

紙を打つアーム同士が絡まるなどのトラブルが多発してきたのです。

 

機械を作る技術の方が、タイピングをする技術に追いつけていない時代だったのですね。

そこで、タイピングをする上で連続して現れることの多いアルファベット同士が、なるべく遠くに配置されるように変化していき、より打ちずらいようなキーボードの配置がされるようになったというのです。

 

 

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モールス信号の関係

こうした配列ができるまでには、その当時用いられていた「モールス信号」も関係していると言われています。

クワーティ配列ではSがEとZを斜めに結んだ間に位置していますよね。

当時のアメリカのモールス符号においてZが「・・・ ・」で表されることから、ZとSEの判別が難しくなり、続く文字を受信してからZあるいはSEをすばやく打つためであると言う説があります。

こうした時代背景からも現在の配列の元となる部分があるのですね。

 

 

競合していた配列を提唱した企業が合併

この配列しかなかったのかというと、当然他の配列も考案されていました。

「クワーティ配列」を採用していたのは「レミントン・スタンダード・タイプライター社」。

競合していたのは「カリグラフ配列」を採用していた「アメリカン・ライティング・マシン社」。

この両社は「ユニオン・タイプライター社」という株式会社が設立された際にその傘下に入りました。そこで採用されたのが「クワーティ配列」であり、現在までこの配列が継承されてきた所以となります。

「カリグラフ配列」は特許の関係上「SHIFTキー」が設置できなかったようで、小文字と大文字のダブルキーボードが採用されていたそうです。そりゃ採用されないわな・・・。汗

 

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打ちずらくするための配置という説とは一風違った説が「typewriter」説。

これは、「クワーティ配列」の最上段のキーが、「typewriter」を打ちこめるようになっていますよね。これはタイプライターのセールスマンがデモの際に、こうした配置にしたという説もあります。

 

 

 

もしも「打ちずらく」がこの配列の根本ならば、打ちやすい配列が後世において考案されてもいいように感じますよね。

実は、考案されたそうですが「クワーティ配列」が根付きすぎており、すべてを変えると言うのにはコストがかかりすぎるために現代も定着しているそうです。

 

 

「打ちこむ」という技術の進化と、機械の開発の進化の複雑な関係。

信じるか信じないかは、あなた次第。

 

 

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