人間に寄生し操作する恐ろしいギニアワーム!1mにまで成長!
人間をも操ることが出来る寄生虫がいたとしたら、それは非常に恐ろしいことですよね?
今回はそんな都市伝説。
あなたの周りにも操られている人がいるのかも・・・?
春香クリスティーンさんが「やりすぎ都市伝説」にて語った都市伝説「人間を操作する恐怖の寄生虫」。
寄生虫と聞くと、イメージはわきますが他の動物に寄生したりする印象が強いかと思います。
しかし、人間に寄生し、さらには人間を操るとされる恐怖の寄生虫がいました。
ウオノエ
まず、クリスティーンさんが紹介したのは「ウオノエ」。
下記の画像をご覧ください。
魚の口の中に、何か白い物体がいるのが分かりますか?
魚の口の中に寄生するタイプなのですね。
餌のふりをして魚の中に侵入し舌の血を吸い尽くし、舌のふりをして生活します。
そして、魚が食べようとする餌を代わりに食べ、寄生している魚が死ぬまでその寄生は続きます。
これは魚に寄生するタイプですが、人間に寄生する虫を続いて紹介しました。
ギニアワーム
その寄生虫は、アフリカや熱帯アジアの地域の川に住んでいる寄生虫で、ギニアワームと呼ばれる生物。
さて、では一体ギニアワームはどのようにして人間に寄生するのでしょうか・・・?
その寄生の過程は、最初にミジンコに寄生をするところから始まります。
そして、そのミジンコが潜む川などの水を人間が飲むことによって、人体内に侵入してくるのです。これは飲むだけではなく、川で皿を洗ったり洗濯をしたりしただけで、体内へと侵入するケースもあるようです。
こうして晴れてギニアワームが人間に寄生することが完了するのです。
おそろしいのはここから。通常口から摂取されたものは体内で消化されてしまいますよね。当然、ギニアワームのもともとの宿主であるミジンコは人体内で消化されてしまいます。
しかし、ギニアワームの幼虫は消化されることはなく腸から抜け出し、人間の腹部に潜伏して成長しようとするのです。
さらにおそろしい話は続きます。その人体内の腹部で、ギニアワームは1年の歳月をかけて1メートルの長さへと成長するのです。
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体内で1メートルって、もはや体の半分以上の長さです。非常に恐ろしい印象を持ちますよね・・・。
日本ではメジナ虫と呼称されることが多いギニアワームは、オスの体長は5センチほどなのですが、メスが最大1メートル20センチ程まで成長することがあるのです。
さすがに体内で1メートルはやばいです。
おそらく何となく予想がつくと思いますが、成長したギニアワームは皮膚の下を移動し、身体の下部で潜伏しようとします。この際に、激痛と発熱が伴います。
さあ、激痛と発熱の異常が体にもたらされた場合、人々はどのような行為をとるでしょうか・・・。
おそらく、冷やしますよね?
これが「ギニアワームが人を操作する」と言われる所以です。
実はギニアワームが身体の下部へ潜伏場所を移動させるのは、人が川などに入った場合にそこから一気に足の皮膚を突き破って数百万の卵を川の中へ放出するためなのです。
わかりますかね。
人体内で1メートルを超えるまでに成長したギニアワームは身体の下部へと移動。
その際に発熱と激痛。
冷やそうとして川に足を付ける。
ここぞとばかりにギニアワームが卵を放出。
という流れになります。
以上から、人間を操作すると言われています。
古くからギニアワームを体外に出す方法は、体内から現れたギニアワームを少しずつ小さな棒に巻き上げて体外に出す方法が行われています。非常に古典的な方法ですよね。
この方法によって1メートル以上のギニアワームを体外へ取り出すには2週間以上の時間が必要となるそうです。
そして、このギニアワームに寄生され発症する病気はギニア虫症と呼ばれ、WHOに天然痘の次に撲滅すべき病気として認定されています。
こうして世界各地で数十万人を超える患者がいたギニアワームの寄生ですが、21世紀に入った今では、数百人にまで患者の数は激減しており、十分な医療を受けることが出来ない特定の地域に限られています。
しかし、十分な医療が受けられない地域だったとしても、汚染された水を飲まないように徹底するだけでその患者数を減少させることが可能です。
なあんだ、空気感染もしないし、浄化された水では寄生されないのかと安どするところですが、もしかしたら寄生されたミジンコが日本の河川にもやってきているかもしれません。
信じるか信じないかはあなた次第。