もののけ姫製作は税金対策が目的?制作費に関する都市伝説!


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mononoke

ジブリ作品の中でも大成功を収めた「もののけ姫」。

その作品が税金対策で製作が開始されたという都市伝説があります。これは一体どういうことなのでしょうか?

 

 

 

 

「もののけ姫」は、宮崎監督自身がエンターテイメント性に欠ける作品と評価しながらも、それでも現代の子供に見せなくてはならないという決意のもと制作が行われたジブリ映画作品です。

子供向けには良くないと評される場合もありますが、大人が子供に対して隠したいものも今の子供は本能的にわかっているとして、そうした面も包み隠さずに表現しています。

そのような作品であったために宮崎監督自身、ふたを開けてみなければこの作品が世間に愛されるものになるかどうかがわからないという分析をしていましたが、見事、大ヒットを飛ばす作品となりました。

そんな作品に噂される税金対策の噂・・・。この都市伝説の真偽は・・・?

 

 

もののけ姫の制作はジブリの税金対策だった!?

この都市伝説は、「もののけ姫」の制作が開始されたのは、金銭面的に潤ってきたジブリの税金対策に発端があるということです。

なぜ、このような都市伝説が噂されているのか・・・根拠は以下のようなものがあります。

●「もののけ姫」制作費が歴代作品と比べて急に上がったため。
●90年代は物流が盛んになり、ジブリ関連のグッズが売れるようになったため。
●ジブリの名が浸透するにつれて映画作品も成功を収めるようになってきたため。
●過去の作品に対する印税も増えてきたと予想されるため。

このような理由から収入が増えたために税金対策として製作が開始されたというものです。確かに税金として搾取されてしまうよりかは、世に出す作品が増えたほうがジブリの知名度も上がりますし、効率の良い資金繰りと考えることができます。

しかし、この都市伝説の根拠はと言うと実はかなり信憑性は不確かな部分が多いです。以下、考察を行っていきます。

 

 

歴代作品の制作費

ここで歴代のジブリ作品の制作費を見てみましょう。

作品名 公開 制作費 興行収入
「風の谷のナウシカ」 1984年 約2.8億 約14億円
「天空の城ラピュタ」 1986年 約8億円 約11.6億円
「魔女の宅急便」 1989年 約4億円 約36.5億円
「おもひでぽろぽろ」 1991年 約8億円 約31.8億円
「紅の豚」 1992年 約9億円 約47.6億円
「もののけ姫」 1997年 約23.5億 約193億円
「千と千尋の神隠し」 2001年 約20億円 約304億円
「ハウルの動く城」 2004年 約24億円 約196億円
「ゲド戦記」 2006年 約20億円 約196億円
「風立ちぬ」 2013年 約50億円 約120億円
「かぐや姫の物語」 2013年 約50億円 約30億円

 

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こう見ると、「もののけ姫」を境に制作費の金額が上がっていることがわかります。ある程度の印税やグッズの売り上げの収入が見込めるようになってきたために制作費を上げるようになったと考えることができますね。

しかし、制作費を上げて質の高い作品を作り上げる方向にシフトしていったとも考えることができます。

それまではつつましく制作していたのに対してとことん質の高いものを世に送り出すことを目的とし、とにかくお金つぎ込む。

それを象徴するかのように鈴木プロデューサーのインタビューもあります。

石川光久さん(45)プロダクション・アイジー社長アニメ界の「寅」が下請けビジネス変えたhttp://www.asahi.com/photonews/gallery/be-3/20120611/images/be51.jpg引用

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こうした面から、「もののけ姫」の制作目的が税金対策であるとは考えにくい現状があるかと思います。

 

潤ってないのか、絶頂期だったのか。

また、実際のところそんなに潤っていないのでは?とも考えることができます。

大きくニュースにもなっていますからご存知かと思いますが、2014年にジブリは制作部門を解体し、映画製作を当分行わないということを発表しました。

これはおそらく経営が苦しくなったからでは?と考えることができます。と、いうのもここ最近、映画の実績だけを取り上げると十分な金銭を取り戻すことができているとは考えられないのです。

 

「魔女の宅急便」の公開時、鈴木プロデューサーは制作費は約4億円であったために、興行収入は16億円いかないと赤字であるという旨の発言をしています。

そう考えると、宣伝費などによっても各作品でかかる費用は変わってくるかと思いますが、興行収入の25%程度に制作費を抑えなければ経営としては難しくなってくると考えられます。

そこで上記の表を見てみると、大成功を収めているのは「もののけ姫」、「千と千尋」、「ハウルの動く城」くらいで、あとはほぼとんとん。ここにグッズや印税が考慮されて結果的に大きく黒字になり、税金対策も含めて制作費をつぎ込むようになったとも考えることができますし、いやいやそんなに潤ってないんじゃない?と捉えることもできるんですね。

制作部門解体に関しては「風たちぬ」、「かぐや姫」の大赤字コンビが効いているのかもしれません。そのため「もののけ姫」製作当時はジブリ絶頂期で税金対策という考慮もあって映画製作が行われていた背景もあったのかもしれませんね。

これは本当に都市伝説の域を出ません。汗

 

最期に宮崎監督のインタビューを紹介します。

20130908001853_originalhttp://f.st-hatena.com/images/fotolife/t/type-r/20130908/20130908001853_original.jpg引用

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「今までやって来た成果」・・・。やはりこの当時は潤っていたのかな?笑

信じるか信じないか は、あなた次第。汗

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