「日ユ同祖論」ロマン溢れる都市伝説!類似点と真相とは?
「日ユ同祖論」という説を聞いたことがあるでしょうか?
日本人とユダヤ人の祖先が同じであるという説のことを言います。
これは、青森に伝わる不思議な祭りなどのルーツになりえるものであり、なかなか興味深い話ですので、是非ご覧ください。
失われた10支族
「日ユ同祖論」は「日本人の祖先が古代ユダヤ人である」もしくは「太古の日本人がユダヤ人の祖先となった」という考え方がありますが、前者の方が信憑性が高く面白い為、前者を基準に考えていきます。
それを語る上で重要な部分が古代イスラエルの「失われた10支族」は日本に渡来したという説です。
「失われた10支族」との関係性は、個人的には結構どうでもイイのですが、こうした部分から陰謀論などにつなげていく説などもあって深く知っていくとけっこうおもしろい話しだったりします。
さてこの「失われた10支族」ですね。これは一体何であるのかと言う話です。
旧約聖書に登場するアブラハムと言う人物がいます(紀元前17世紀)。
そしてその2世代後に誕生するアブラハムの孫はヤコブと言う名であり、さらにヤコブの息子12人の系統がイスラエル12支族と言われています。
その12支族はアシェル族、エフライム族、ガド族、ベニヤミン族、イッサカル族、ルベン族、マナセ族、ダン族、ナフタリ族、ゼブルン族、ユダ族、シメオン族に分かれています。
この支族はそれぞれ時代の変化と共に奴隷になったり、モーゼに救い出されたりしていくのですが、イスラエル王国ができた時に一つに統合されます。しかしソロモン王の死後に南北に国が分かれることになり北側に分裂したのが「失われた10支族」といわれる末裔です。
この北側の国は他の民族によってほろぼされ、捕虜などとしてとらえられるのですが、そこからは記録に残っていないのです。
そのため「失われた10支族」という名で呼ばれ、その末裔が日本に流れてきたのではないかと言われているのです。日本の先祖をたどるとこの10支族の血が混ざっており、先祖が同じであると言われているのです。
この10支族とのつながりは、10支族の行方が分からなくなってしまったために、結び付けられたものであると思いますが、この10支族にせよ、この10支族でないにせよ、おそらくユダヤ系のイスラム民族は古来日本に来たというのは事実であると思います。
その根拠となるような類似点が多数存在しますので、ご紹介していきます。
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日ユの同じ特徴
文化や風習
ヘドデ門に「菊の16家紋」があることや、イスラエルの国旗にもあり、シンボルとされている六芒星が日本では「籠目」として古くから存在しています。
http://takashi1016.com/wp-content/uploads/2014/05/herod-flower.jpg引用
言葉
言葉にも多数の類似点があります。
日本語 | ヘブライ語 |
---|---|
あなた | アンタ |
しゃべる | ダベル |
明らかになる | 明らかになる |
隠して、準備、来い | ジャンケンポン |
撃ってしまえ。やっつけろ! | はっけよい、のこった |
門 | 鳥居 |
鳥居は日本人でもどうして存在しているのかが説明できないものですが、ヘブライ語で「門」という意味であり、実際の古代ヘブライの建物の玄関口とそっくりの構造をしています。
日本という枠組みから出ないうちは説明がつかないことでも、日本とユダヤの関係性を考えるとすんなりその真相にたどり着けるものが多々あるのです。といっても鳥居の起源には、日本の神話に出てくる「鳥」が特別な存在であるなどの説もあったり定かではない部分もあるんですが。
資料上最も古い鳥居の登場は、延暦二十三年(八〇四)に成立した「皇大神宮儀式帳」の「於不萱御門」(うえふかずのごもん)だと考えられています。
その時代にはまだ「鳥居」という言葉は確立していなかったとされています。
「失われた10支族」との関係性については、日本と古代ユダヤの類似性に気づいたスコットランド人のニコラス・マクラウド氏が関連付けたものだそうですが、この人は何でも「失われた10支族」との関係性を疑ってかかる人だったようで、信憑性は高くはないと考えられます。
しかし、上記のような類似性からも古代ユダヤと何らかの関係があったのは言うまでもない事実なのかな・・・と個人的には感じます。
日本には戸来村というまるでヘブライからきたかのような名称の村が存在し、そこでは「ナニャドラヤー ナニャドナサレノ ナニャドラヤー」と歌う音頭があるのですが、それはヘブライ語でいうと「神を讃えん」という意味になるそうです。
この村に関しては他の地域よりも多くの類似性が認められています。なんとイエス・キリストの墓があるというまさかの都市伝説まで持っている村です。笑
さすがにイエス・キリストはきていないと思いますが、こうした類似性は、やはり遠い昔に古代ユダヤ系の人物がやってきたと考えるのが自然でしょう。
「同祖論」までいくと躍起になって否定する人が多いです。確かにここで上げてきた類似性も時代関係などを追っていくと、偶然のいっちであったり論破できるものはあるのです。
しかし、古代ユダヤ系の民族が日本に訪れたことはあったと個人的には思います。そのまま日本に住んでそのDNAがずっと引き継がれている可能性は大いにあるかと思います。
んー、まさに都市伝説!
信じるか信じないかは、あなた次第。