ネアンデルタールとホモ・サピエンスの違いと生存競争に勝った3つの理由!


  • このエントリーをはてなブックマークに追加

ネアンデルタール人

 

今の人類が誕生するまでには、様々な進化の過程があったという仮説が存在します。

その中でも有名なのがネアンデルタール人・・・。

あくまでも仮説であり、否定される要件を十分に含んでいるためフィクションのような存在ですが、そのネアンデルタール人がどのような人種だったのか・・・紹介します。

 

 

 

 

 

 

人間は猿から進化した。

教科書にも掲載され、すっかりおなじみになってしまった説ですが、実際のところはそうした人類の進化の説は否定されているのが現代の科学で明らかになって来つつあります。

そのため、人類進化の過程にあった猿人、原人、旧人などの分類も今では使用していない場合が多いです。

ネアンデルタール人は、その「進化の過程」でも描かれて来た主要な人類の一つであり、多くは旧人に分類されていました。

しかし、そんなネアンデルタール人も、現代の科学によって、我々ホモ・サピエンスとは別種と認定されるレベルの遺伝子の差異があり、先祖であるとは考えられなくなっています。

 

そうなると、我々の先祖とネアンデルタール人は、違う種として同じ地球に生きていたのです。それはオランダ人と日本人と言う違いではなく、「別種」なのです。

今では想像もできませんが、別種が存在するのってどういう感覚なのでしょうね。まあ、今で言う「外国人」もある意味別種の感覚はあるため、そういった感じなのかな・・・。

こうした背景を考えるだけでもロマンを感じてしまうものです。

 

 

ネアンデルタール人

ネアンデルタール人は、約20万年前に出現し、2万数千年前に絶滅したヒト属の一種であると言われています。

一説にはホモ・サピエンスの一亜種であるホモ・サピエンス・ネアンデルターレンシスと表記する場合もありますが、別種であるということが通説になりつつあるため、多くはホモ・ネアンデルターレンシスと表記されます。

「別種」と言っていますが、実際どの程度違ったのか。そこが気になりますよね。

  • 脳の容量は約1600cc(現代人は約1450cc)
  • 喉の奥が短いため、言語を持っていなかったのではないかと言われている
  • 身長は165cmほど、体重は80kg

と言った感じです。我々ホモ・サピエンスの先祖とは骨格などに差が見られます。非常に大柄でがっしりしていた人種だったといえるでしょう。

また、言語を持っていなかったということも大きな差です。これについては、我々のように言語をもってコミュニケーションを取っていたのでは・・・と見る人もいるのですが、いまのところそうした根拠を発見するには至っていません。

しかし、脳の容量が大きかったことを見ると、頭を使うことについても我々の祖先よりも上手かったのでは・・・とも見られています。

 

こうしたスペックを見ると、残るべきはホモ・サピエンスよりもネアンデルタール人であるべきだったのでは・・・?と感じてしまいます。

しかし、ネアンデルタール人は新参者のホモ・サピエンスが残ったのにもかかわらず、姿を消していくことになるのです。

この理由・・・気になりますよね。以下、紹介していきます。

 

 

スポンサーリンク

 

 

ホモ・サピエンスが残った理由

体格差により食が違った

f93411b5de09845c93dcdd7fa0aa785c_s

 

今のように科学技術が発達していなかったと考えられる時代・・・。そこでは圧倒的体格差は非常に大きな武器になります。

なぜなら、体が大きいということは動物と戦うことに有利だからです。

ネアンデルタール人は肉食であることが知られています。おそらくホモ・サピエンスも動物を狩って食べることは当然していたでしょう。

しかし、体格差からネアンデルタール人に隅に追いやられてしまったと考えるのが自然でしょうね。良い狩場などはネアンデルタール人が使用し、ホモ・サピエンスはそこまで自由に大きな動物を狩ることができなかったかもしれません。

 

そこで切り替えるのです。

 

陸がダメなら・・・海です。魚を取って食べるようになりました。それは同時に肉食の動物やネアンデルタール人と争いにならなかったばかりか、食の幅を広げ、生き抜くための重要な要素になったのです。

さらに、魚に含まれているオメガスリー脂肪酸・・・多くの場合DHAなどと表記されるようなものを摂取することに成功します。これは脳の神経細胞や網膜の発達に大きく貢献してくれる要素であり、これによって、ホモ・サピエンスは長い年月をかけて脳が発達したとも考えられています。

 

 

狩りにたいする工夫

無題https://pbs.twimg.com/media/B4trIa4CMAI57g0.jpg:large引用

 

上記のように、良い狩場はネアンデルタール人に使用されていることが予想されます。

そのため、ホモ・サピエンスは「アトラトル」という指に装着して槍を素早く飛ばすことのできるものを作ったと言われています。

こうした工夫は、小さくてすばしっこい動物を狩ることもできるようになり、さらに幅を広げることに成功したと考えられます。

 

 

言語

e9ee83c64039dfd8cefa4e11f3347c80_s

 

そして極め付けが言語。

これは非常に大きな武器です。素早く正確にコミュニケーションを行うことができます。それはつまり一つの脳で物事を考えるのではなく、多くの脳で並列して考えることが可能になるということです。

これにより、上記のような狩りの工夫ができたのではないかと考えられます。

 

 

 

ネアンデルタール人とホモ・サピエンスは争って、その結果ネアンデルタール人が衰退したと言われることが多いですが、実は両者が争ったような形跡は出てきていないとも言われています。

上記のような工夫によって、災害などに適応できたホモ・サピエンスが生き残ることができたのかもしれません。

いずれにせよ、遠い過去の話。何ともロマンあふれる話なのだろうか。

信じるか信じないかは、あなた次第。

 

 

 

コメントを残す

サブコンテンツ