ハウルの動く城ハウルの解説!心臓をなくした男が守りたかったものとは?


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hauru

 

「ハウルの動く城」、主人公のハウルについて解説します。

心臓を亡くしたヘタレな魔法使いの実体とは?

 

 

 

 

 

 

原作者が込めた思い

「ハウルの動く城」の原作者は「魔法使いハウルと火の悪魔」を書いたダイアナ・ウィン・ジョーンズ氏です。

そのジョーンズ氏もハウルには特別な思い入れがるようで映画化に際し以下のようにインタビューに応えています。

ハウル

 

これは要望の通り描かれているシーンがありますよね。ハウルっててっきり王子さまみたいな存在で何でも完璧にこなしてしまう人間かと思っていたのですが、かなりのヘタレで子供である様子が伺えます。

原作のファンからしたら、ハウル像が崩れているという意見もあるようですが、描いている人、描きたいものが違うためにしょうがない所かなと思います。

 

 

浮気性の真相

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上記のジョーンズ氏のインタビューにもあるように、ハウルは「惚れっぽい」のです。映画ではそこまで取り上げられてはいなかったのですが、原作では「動く城」がなぜ動いているのかという、その所以になってしまうくらいハウルは惚れっぽく、片っ端から女子のに声をかけては本気にならずにすててしまうために、女性やその家族から恨みを買っています。

そのため、恨みを晴らそうとハウルの家にやってくるため、ハウルは家の実体はないけど家と繋がっている「動く城」で生活をしているのです。

映画作品でも登場人物たちのセリフなどからもわかるように「浮気者」であることが伺え、自分に好意を持っているとわかった途端に興味をなくしてしまうことがわかります。

 

こうした背景には、ハウルが「心臓を無くした男」だからということが関係しているという説があります。

ハウルは流れ星であるカルシファーと契約を結ぶ際に心臓を捧げています。それによってカルシファーは悪魔として生き、ハウルは人外の力を得ることになります。

そのため、心臓(=心)をなくしたハウルが、人の心をに触れたくて女性と恋をしたいのですが、結果的に心がないために恋が出来ないのです。

そこで面白いのがソフィーは例外と言うことなんですね。これはソフィーが実は魔法を使えるという点が大きく関わっていると思います。


ソフィーが使える魔法は「生命を吹き込む魔法」。つまり心を与えてあげることができるのです。それによって「心をなくした男」と「心を与えてあげる女性」というまさに魅かれ合う構図が生まれるのです。

それは最後のシーン、ソフィーがカルシファーをハウルに返すシーンでも描かれているのです。

 

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ハウルが守りたかったもの

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ハウルは劇中内で「守りたいものができた」とソフィーに対して打ち明けます。

しかし、ソフィーはハウルが守りたいものを「家」に住む自分たちであることと思います。そのため、ソフィーは最終的に「動く城」と家とのつながりを断って、ハウルが戦争から解放できるように行動を起こします。物語を何となく見ていると視聴者的にもソフィー同様そのように感じますよね。

 

しかし、ハウルは元の家がサリマンにばれてしまったとき、すぐに引越しを決意するのに対して、ソフィーの家がバレた時にはすぐに引っ越したりはせずに、そこに爆弾などが落ちないように守っています。

こうしたことからわかるのは、ハウルが守りたいものにはソフィーの家も含まれるということです。

 

そこにはソフィーが老婆になってしまう呪いは、荒地の魔女がかけた魔法だけではなく、ソフィーが自分自身に欠けてしまった自己暗示的なものが関わっているからなのです。

そのためソフィーが少しでも自信を取り戻せるようにソフィーが生まれ育った家で過ごそうと思い立ち、ハウルは引っ越し先をソフィーの家にし、そこを守っているのです。

これは引っ越しを終えたソフィーが元の姿として描かれているシーンや、ハウルのプレゼントの花畑の中で、ソフィーが「年寄りのいいところはなくすものが少ないってことね」と言った途端に老婆に戻ってしまう際に見せたハウルの表情からも読み取ることができます。

 

まーしかし、一切説明がないのでね。笑

正直わかりにくくはあるのですが、ハウルが守りたいものは愛するソフィーはもちろん、動く城の居住者、さらにはソフィーの呪いを解くのに一役買ってくれそうな「ソフィーの家」も含まれていたということです。

じゃなきゃ普通に引っ越せばいいのですから。

 

 

死ななかったのはなぜか

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ハウルが死ぬはずだったシーンはカルシファーが水をかけられたシーン。カルシファーが死んでしまうと契約したハウルも死んでしまうことになります。つまりハウルが死ななかったということはカルシファーも死ななかったということなのですが、これは上記にあるようにソフィーが「生命を吹き込む」魔法を使うことができるためなのです。

また、それとほぼ同時ですが魔法の力を使いすぎて魔王化、魔物化しほぼ心を失いかけているハウルが、かろうじて心を失わなかったのもソフィーのおかげかと思います。

そして作品の最期のシーン。カルシファーが持っているハウルの心臓をハウルに返した際に、カルシファーが消滅しないのもソフィーの魔法の力によるものです。

 

まったくもってソフィーの魔法のオンパレードですが、これもまた説明するような描写はないですから、ネットの解説を読むか感じるしかないのです。笑

宮崎監督はあえて説明するような描写を一切加えなかったようですので、製作サイドとしては問題ないのですが、初めてこの作品を何の情報もなしに見た場合は困惑の嵐ですよね。笑

 

ソフィーがカルシファーを外に出したー!

戻したー!

水かけたー!

カルシファーまさかの生きてるー!

何か過去にいったー!

戻ってきたー!

ハウルとカルシファー無事生還ー!

かかしのカブ王子だったんかーい!

戦争おわたー!

 

という怒涛の展開に全くついていけないです。笑

ですが、このサイトで複数の記事にわたって解説や都市伝説を紹介してきましたので、それに目を通すと、非常に奥が深い作品へと変貌します。そこが面白い所なのかな。

是非興味を持っていただけたら他の記事もご覧下さい。

信じるか信じないかは、あなた次第。

 

 

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