ハウルの動く城ソフィーが若かったり老婆になる理由!実は魔法使い?


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「ハウルの動く城」を見た方はこう思うはず。

「あれ、意味わかんねえ・・・。」笑

今回はそんな「ハウルの動く城」を補足するような内容です。なぜソフィーはおばあちゃんのように見えたり、若い女性のように見えたりするのでしょうか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

実は魔法を使える

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「ハウルの動く城」を見ていて、難解にさせるのには、その物語の背景がきちんと紹介されていないためにあります。

その物語の背景として原作版の小説にはその描写があるのにもかかわらず、映画作品ではきちんと解説がされていない代表的な例としてソフィーが実は魔法を使えるというものがあります。

ソフィーが使える魔法は「生命を吹き込むことができる」というものです。

 

この魔法・・・映画作品では解説がないのですが、原作で描かれている「ソフィーが魔法を使用するシーン」というのは、全て描かれているのです。

例えば・・・

  • カカシのカブが掘り起こされて動き出す描写
  • 消えたら死んでしまうというカルシファーが水をかけられても生きていた描写
  • 本来であれば契約違反ということで、生きていられるはずのないハウルとカルシファーの描写
  • 最後にカカシのカブが王子の姿に戻るという描写

こういったシーンは、ソフィーが「生命を吹き込むことができる」という魔法が使えるということが理解できていれば、非常にすんなりと受け入れることができます。

 

こうしたシーンに関して映画作品では

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などのようなセリフから物語を見ながら様々な思考を巡らせ、セリフや描写の意味を考えながら視聴するタイプの人にとっては読み解くことは可能かもしれませんが、物語を見ながらその作品に没頭しようとするタイプの人にとっては、物語で語られていることが全てであるため、「???」という感情を持ったことでしょう。

 

私は後者のタイプであったため理解不能でした。笑

「え、なんでハウル生きてるの?カルシファー水にぬれても生きてたのか!」

とわけがわからないままラストを迎え、なんとなく無理やりハッピーエンドに持って行ったなあ・・・という印象を受け、ジブリやっちまったなあと思っていました。笑

 

しかし、ソフィーは魔法を使えるのです。しかも「生命を与える」という非常に重要な魔法を。それは「ハウルの動く城」の原作となった児童文学作家ダイアナ・ウィン・ジョーンズ著書「魔法使いハウルと火の悪魔」ではそうした解説は行われています。

では、なぜそのような解説を入れなかったのでしょうか。

 

あるインタビューを紹介します。

 

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こうした発言からも分かるように、「すべてを説明しない」作品を意図して作成したことがわかります。しかし宮崎監督のインタビューにもあるようにそれは結果的に「迷子」を引き起こしたことも分かります。

ジブリ作品では宮崎監督の想いなどを明確に説明したりはせずに作成されてきたという歴史を持っています。それはジブリ作品に多数の都市伝説が当たり前のように付きまとうことが物語っていますね。

見る人によっていろんな解釈ができる。それがジブリ作品の奥が深い所であり、長く愛され続けている所以だと思います。それについては上記の美輪さんのインタビューを見ても分かるかと思います。

 

しかしまあ、今回に関しては確かに「迷子」だったかもしれません。笑
観ている人にとってはその解説があるかないかで、物語に深く入り込むことができるかどうかを左右しかねない部分ですから。

この「生命を吹き込む」魔法は、なぜハウルとソフィーが魅かれ合ったのかということを説明するのにも役立つ側面を持っています。

ハウルは作品中のセリフなどからもわかるように「浮気者」であることが伺え、自分に好意を持っているとわかった途端に興味をなくしてしまうことがわかります。

その中でハウルが選んだ女性はソフィー。ソフィーは作品内で決してとびぬけた美貌を持っているわけではないことがわかりますよね。

しかし、「生命を吹き込む」という不思議な力を持った少女と、「心臓をなくした男」が魅かれ合うというのは至極自然な成り行きです。

「生命」をつかさどるソフィーだからこそ、ハウルの心を入れ替えさせ、物語が進行していくのです。

それは最後のシーン、ソフィーがカルシファーをハウルに返すシーンでも描かれているのです。

 

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老婆になったり少女になったり

ソフィー「ハウルの動く城」より

ソフィーの特徴的なシーンとして、冒頭で荒地の魔女によってかけられた「呪い」によって老婆になるシーンがありますよね。

しかし、作品全体を通してソフィーは老婆に見えたり、少女に見えたり、歳を取っている感じなのにもかかわらず杖を使っていなかったり・・・と様々な容姿の変化が見られます。

物語に熱中すればするほど、訳が分からなくて困惑しますよね。

「あれ?呪いかかったんじゃないのか・・・?」と。

 

実はこの描写、ソフィーが老婆になるというのはソフィー自身のコンプレックスからくるものなのです。

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というソフィーのセリフなどありましたよね。こうしたセリフ以外にも、ソフィーが自分自身に何も期待していないような描写やシーンはたくさんあります。そうしたコンプレックスのために、ソフィーは老婆に外観を変えてしまっているのです。

 

もちろん、荒地の魔女による呪いはあったのですが、それは原作でも早々にハウルが解いているのです。しかし、なぜソフィーが老婆に外観を変えるシーンが最後まであるのかというのが、上記のような説明で成り立つのです。

そこにはソフィーが実は魔法が使えるということも関係しているかもしれません。

ソフィーが魔物に姿を変えたハウルを見て、「わたし、あなたを助けたい。あなたにかけられた呪いを、ときたいの」といったとき、ハウルが言った

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というセリフからもソフィーが自分自身にかけているものがあることがわかります。

 

また、原作版にはこのようなハウルのセリフもあります。

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そして、描写に関してはこのようなインタビューがあります。
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こうしたことから、ソフィーは自分に自信を取り戻した場面や、自分が妻のような立場である時には若返った姿として描かれているのです。

そして、ソフィーが自分で自分にかけてしまっている呪いを解いてあげようとして、ハウルはソフィーの実家へと引越をきめるのです。その方がソフィー自身にとって前向きになれるかもしれないと踏んだからです。

事実、引っ越したあといつものところでソフィーが帽子を作る場面などではソフィーは若返っていますよね。

寝ている時なども意識がそうした面に向いていないために若返っているシーンが多々あります。

こうした背景を知らずに物語を見ていると「???」としか思えませんが、きちんと理解すると「あ、確かに」とソフィーの変化に納得がいく場面が多々あります。もう一度見直してみると思い白いかもしれません。

以上が、「ハウルの動く城」ソフィーに関する様々な背景でした。知ってから見ると物語がより一層分厚く感じられます。

 

都市伝説・・・というのとはちょっと違いますが、信じるか信じないかは、あなた次第。笑

 

 

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