GHQを詰んだ升田棋士!切れ者同士の頭脳戦が生んだ未来とは?やりすぎ都市伝説


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毎回熱い語りを見せてくれるオリエンタルラジオのあっちゃんが「やりすぎ都市伝説」にて語った、将棋とGHQとの頭脳戦!

日本の未来を守った棋士が見せた頭脳戦とは?

 

最近発達してきて驚かされるものと言えばコンピューターやITの進化。

コンピューターの進化によって我々の生活は驚くほど快適となり、一昔前では考えられないようなことさえも可能になっています。

いつか人間がコンピューターに追い越され、立場が逆転してしまうのではないか・・・という不安さえも出てきています。

そうしたテーマを扱ったSFは映画などでも描かれていますが、そうした世界がもうすでに現実に迫ってきているかもしれません。

 

その一例がチェス。

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みなさんご存知のボードゲーム。

そのチェスの世界ではもうほぼ人間がコンピューターに勝てないと言われています。

 

 

しかし、日本の将棋は違うんです。

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「電王戦」と銘打たれてコンピューターと名人が将棋で勝負するというイベントが毎年行われていますが、まだ人間はコンピューターに負け越してはいないです。

これには、将棋とチェスとのルールの違いが関係しています。その最大の違いが「相手から取った駒を自分の駒として使うことが出来る」ということ。

この点がチェスよりも少し複雑なんですね。それがあるからまだコンピューターは人間に勝てないと言われています。

電王戦は幾度も行われており、その勝敗は非常に拮抗しています。

ただ、そんな日本の誇りでもある将棋が戦後まもなく、なくなっていたかもしれないという危機に瀕していたことがあります。そこにはGHQが絡んでいたと言われています。

なぜGHQが日本の将棋をなくそうとしたのか。

それは日本の将棋には軍国主義的な要素があるためなんです。GHQは皆さんもご承知の通り、軍国主義的な要素は一切排除してしまおうとしました。

将棋は「戦略」という点において非常に学べることが多い為、戦国時代という過去の時代から「戦の練習」として利用されてきた側面があります。

つまり軍事的なものとの関係が密接なのです。その点を突いて、GHQはこう言いました。

「日本から将棋をなくせ。」

当時の将棋界は震え上がりました。何とか将棋を存続させたい・・・。そこでGHQとの交渉役に一人の棋士を送り込みました。

 

その男の名が升田幸三。

升田

升田は実力制第4代名人で、冠独占などの輝かしい戦績は勿論のこと、普通では考えられないような指し手を行い、一風変わった性格を持ち、数々の逸話を持っている人物で、日本の将棋界を語るうえで必ずといって良いほど話題に上がる人物です。

まだ無名の頃には時の名人に3戦全勝しているという逸話も。

「名人なんていう肩書はゴミみたいなものだな」

と豪語したとの話もあります。

現在、広く知られている羽生名人が歴史上もっとも戦ってみたい棋士として名前を挙げています。

 

 

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この天才升田をGHQで待ち受けていたのはGHQのNO.2でマッカーサー元帥の右腕とも言われるホイットニー将校。

日本国憲法の土台を作ったとされている切れ者です。

ホイットニー将校

さあ、この切れ者同士が合いまみえる場が設けられました。

昭和22年のことです。

 

先手はホイットニー将校。

「おい升田。お前の国が行っている将棋とやらは、相手の駒を詩文の駒として活用できるようじゃないか。これは戦争で言うと捕虜の虐待、奴隷的利用に当たるのではないか?人道的な道から反している。今すぐ将棋はなくせ。

 

升田は切り替えします。

「何ということを言っているんだ。取った駒を自分の駒として使っているということは優秀な人材に働き口を与えているのではないか。さらに金や飛車などは相手から奪ってもそのままの階級で使用している。つまり適した仕事を与えているのだ。こんな人道的なことはないだろう。
その点、チェスは相手の駒を捨てる。それは戦争で言うところの捕虜の虐殺に当たるのではないか。」

 

完璧な切り返しです。しかしホイットニー将校は切り札を持っていました。

「おい升田。将棋は古くから戦の練習用として活用されていたらしいじゃないか。今回の戦争でも将棋の名人が軍部の戦略的・戦術的指導を行ったという話は聞いている。日本が間違った方向に進んだのはお前たち将棋の棋士のせいではないのか?
将棋の悪影響は絶対にあった。今すぐなくすのだ。」

戦前戦中を通じ、将棋史上最強と言われ、常勝将軍とも賛美された「名人」木村義雄さんが海軍大学で講義をしていたという事実があり、升田もこれを知っていました。そのため、これには升田も追い込まれましたが

 

「なるほど。確かにそういった経緯はあった。しかしよく考えてもみろ。
棋士の名人が指導を行ったおかげで、お前たちは戦争に勝つことができた。
俺がもしも指導をしていたら、お前たちは負ける。だから日本を敗戦国に導いた棋士と将棋に感謝しろ。

話の論点がずれており、冷静に聞くと何を言っているんだと言う感じもしますが、升田の勢いと迫力に気おされたホイットニー将校は何も反論ができませんでした。

そこで流れをつかんだ升田は5時間以上にわたって責め立て、日本が如何に素晴らしいか、将棋が如何に素晴らしいかを説いて、最終的には日本の将棋の戦略からお前らが政治を学べと言って去りました。

長時間にわたって演説をした升田ですが、元来将棋というのは何日もかけて試合を行うもの。そのため、升田にとってはなんでもない時間だったのですね。ただ、ホイットニー将校としては切り返す言葉もです、こんな長時間相手のペースで延々と話をされたんじゃたまったものではなかったでしょう。

そして、その説いた言葉が聞いたのか、当時捉えられていた日本の戦犯や捕虜をGHQは解放したという動きがあったのは有名ですよね。

まさに「取った駒に働き場所を与えた」ということなのです。

 

その釈放された人物の中に岸信介という人がいました。この人は後の総理大臣。そしてその人の孫が今の総理大臣、安倍晋三さんなのです。

つまり、GHQとの頭脳戦でもし升田が負けていたら日本から将棋がなくなるだけではなく、その後の政治にも多大なる影響を与えていた可能性があるのです。

そんな恩義を知ってか知らずか、安倍総理は将棋の普及に非常に熱心です。学校教育に将棋を取り入れようという活動も行っています。

最初に紹介した電王戦。開会式に安倍総理の姿があります。

こうした未来までも読んであの夏、升田は大胆な一手に出たのかもしれません。

信じるか信じないかは、あなた次第。

 

 

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