おじろく・おばさは本当か?集落で発達した文化の真相!都市伝説!


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集落

 

おじろく・おばさという、長男以外は人間らしい生活を行うことが出来ないという嘘のような制度が、日本の近い過去に存在していたことをご存知でしょうか?

今回はそんな嘘のような本当の話をご紹介します。

 

 

 

 

 

 

おじろく・おばさ

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おじろくが男、おばさが女を指し、おじろく・おばさの都市伝説は以下のような特徴があります。

  • 長男以外の兄妹たちに適用される
  • 世間との関係が遮断され、交流が許されていない
  • 恋や有人関係の形成をすることもなく、家のために一生を捧げる
  • 言いつけられたことをこなし、感情は薄れ、まるでロボットや奴隷のように仕える
  • 家庭内では家主の妻子の方が上の地位である
  • 戸籍には「厄介」とだけ記された
  • 一生童貞・処女のものが多い
  • 他人が話しかけても挨拶を十分にすることができず、夢や趣味はない

このような特徴を持った人が昭和時代にも生きていたという都市伝説が存在します。

 

信じられますか?

 

確かに昭和初期はまだ日本が戦争を行っていた時期であり、こうした支配的な考え方が蔓延していたということは可能性としては考えることができます。

もしも現代にいたら、それは奴隷のような扱いになってしまうために、非常に大きな問題になりかねません。

しかし、この「おじろく・おばさ」制度は実在したものと言われています。

 

 

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真相

この「おじろく・おばさ」制度は16~17世紀頃から始まったとされています。その名残が明治、昭和の時代と続き、昔の長野県神原村(現・下伊那郡天龍村神原)にて発達していったと考えられています。

この制度に対してを深く研究した精神科医の近藤廉治という医師がいます。1964年6月号の「精神医学」にその研究結果を掲載していたそうですが、その際に掲載された写真がこちら。

 

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この方々が昭和時代の長野県に残された最後の「おじろく」と「おばさ」と言われています。

明治5年当初には190人のおじろく・おばさがいたそうですが、昭和40年のこの当時にはその数はわずか3人に減少しました。

 

実際調査に当たり、インタビューなどをしてみたりもするのですが、全てに無視をされ完全スルーだったそうです。こうした状態になるのには何かしらの精神状態に支障をきたすトラブルがあると考え、近藤医師は以下の推論を立てました。

おばさ

 

しかし、話をしてくれない彼らに催眠鎮静剤であるアミタールを投与して面接を行ったところ、

結論

というのが近藤医師の最終結論。

 

インタビューを刊行した結果、

 

おじろく

という証言が聞けたそうです。こうしたことを話す彼らでも、子供の頃には普通の子供のように無邪気な一面もあったそうです。20代に入るにあたりこのように卑下した考え方になっていったと。

 

そのため、「長年の環境」によってどんどん変化していった結果、おじろく・おばさの誕生と言うわけになるのです。産まれてからおじろく・おばさとして育て上げられたから、卑下した性格の人間が形成されたと言った方が正しいですね。

 

 

なぜ、このような制度が出来上がったのか・・・。

それは「おじろく・おばさ」制度ができた時代・・・つまり江戸時代は農地の細分化・農民の零細化を防ぐため、「分地制限令」が出された背景がりました。この制度により、嫡子単独相続が定着し長男のみが家督を相続する流れとなりました。

 

そのため、お金に余裕があったりしないと長男以外は家督を引き継ぐうえでは意味をなさないのです。しかし、長男がもしもなくなってしまったり、病気になったりなどのトラブルに見舞われる可能性もあるため、そのリスクヘッジとしての存在しとして次男などがいたそうです。

多くの場合、都心に出されたり、地方や時代によっては「7歳までは神に返る」と信じられ親の手などによって圧殺・絞殺・生き埋めなどの方法で命を絶たれた子供もいたそうです。その場合、多くは飢饉などの時代背景があったそうですが。

 

そうした時代背景に中で「おじろく・おばさ」という制度が確立していったものと考えられます。こうした子供への対処は、おそらく地方によっても違ったのでしょうね。長野県で根強く残っていたところを見ると、そうした地方で独自に発達していった文化だと思われます。

 

 

 

以上が「おじろく・おばさ」の制度の真相。

この長い歴史の中でわずか100年以内の出来事でも、今では想像もつかないような事実があります。

こう考えると、2000年前のイエス・キリストの話など、本当にあったんじゃないかと思えてきますね。笑

信じるか信じないかは、あなた次第。

 

 

One Response to “おじろく・おばさは本当か?集落で発達した文化の真相!都市伝説!”

  1. トミー より:

    初めてお邪魔します。
    人間は、どんな人でも生まれた時代や土地柄に
    影響され、無関係ではいられないのですね…
    人間らしい人間になろうなんて、周囲から
    教えられて初めてそういう発想が生まれるんでしょう。
    ただ、おじろく・おばささんが奴隷扱いなら、
    食事にも差別されたり、病気になっても医者も
    呼んでもらえなかったりするのかなー。
    まあ当時の医療技術も薬もアヤシイもんだから
    呼んでもらってもありがたくもないか。

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