思い出のマーニー都市伝説!史上初Wヒロインはアナ雪の模倣?


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思い出のマーニーアナ雪

 

「思い出のマーニー」は「アナと雪の女王」の模倣説?

双方、ダブルヒロインと言う点が共通していますが、その説は果たして本物なのか・・・?

その真相とは?

 

 

 

 

アナ雪の模倣?

「思い出のマーニー」はジブリの作品で初めて巨匠である宮崎駿監督と高畑勲監督が関わっていない作品ということで非常に注目を浴びました。

制作にあたったのは米林監督。

その名前を聞いたことがないという人も多くいるかと思いますが、「借りぐらしのアリエッティ」を手掛けた監督ですね。

米林監督は、石川県出身。

金沢美術工芸大学商業デザイン専攻を中退した後、スタジオジブリには1996年入社しました。

 

ジブリの制作実績としては

作品

「借りぐらしのアリエッティ」では観客動員756万人、興行収入92.5億円を達成しました。いきなりの大抜擢で本人も非常に困惑したそうですが、宮崎監督が脚本や舞台設定などを途中まで製作しており、それを引き継いだ形での制作となりました。

 

つまり一から制作したのは今回の「思い出のマーニー」が初めて。そこで2014年3月14日から全国で公開され、大ヒットを飛ばした「アナと雪の女王」を模倣して制作されたのではないかという噂があるのです。

 

両者に共通しているのは、公開年が同じであることや、Wヒロインであること。

 

映画批評家の前田有一氏によれば

マーニー3

とのこと。「思い出のマーニー」は「アナと雪の女王」の模倣であるという都市伝説は本当なのでしょうか?

 

 

否定できる理由

これはまさに都市伝説で否定できる理由は数多くあります。

  • 「思い出のマーニー」には明確な原作がある
  • 制作は2012年から始まっていた
  • 米林監督の並々ならぬ情熱

などなどです。

 

「思い出のマーニー」の原作は、1967年に描かれたイギリスの作家ジョーン・G・ロビンソンによって生み出された作品です。

原作からWヒロインの着想であり、「アナと雪の女王」から思いついた構想ではないということは明らかです。

また、「思い出のマーニー」は2012年から制作が開始されています。

「アナと雪の女王」は2010年から制作が開始され、2011年公開の「塔の上のラプンツェル」の上映の際に「Frozen」という映画が2013年から公開されるという情報は出回っていました。

そのため、ジブリがディズニーに偵察をしたら、「Wヒロイン」というキーワードを盗んできて、Wヒロインを描いた原作を映画化しようという流れになってもおかしくはないのですが、ジブリがWヒロインを決めたのは制作にあたる米林監督が「女の子を描くことに定評があるから」なのです。

詳しくはこちらの記事を参照ください。

 

そこでひらめたのが、前々から宮崎監督が映画化しようとしてきた「思い出のマーニー」。つまり「アナ雪」がなくともジブリには「Wヒロイン」にたどり着くピースが揃っていたのです。

 

さらに鈴木プロデューサーはこう語っています。

 

マーニー2

 

さらに、制作にあたり米林監督は

 

マーニー4

と鈴木プロデューサーに打診しに行き、「思い出のマーニー」が決まってからも宮崎監督が描いていた構想は完全に無視し、独自の構想で制作にあたっています。

そこには「やり残したこと」を達成したいという米林監督の強い思いがありました。「アリエッティ」の際は宮崎監督が制作したものを引き継ぐという形で制作を進めたため、一からやりたかったのです。

そのため、すぐそばにある宮崎監督の着想を蹴って、ディズニーの着想を採用するというのは考えにくいです。

 

 

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両者のヒットは対照的

パクリ疑惑は払しょくできるのですが、この両者には非常に面白い共通点と相違点があります。

 

まず、どちらも日本での公開が2014年。

そして、ディズニー史上初のWヒロインである「アナと雪の女王」。

方や、ジブリ史上初のWヒロインである「思い出のマーニー」。

 

着想が同じで、さらに公開年も同じ。しかし、この両者には決定的に「ヒット」というカテゴリにおいて差がありました。

 

上記の映画批評家の前田有一氏は以下のように語っています。
前田
こうした背景には色々理由があるようです。上記で宮崎監督が「思い出のマーニー」を映画化しようとしていたという話は記述しました。

しかし、実際には映画化に至っていませんよね。映画化をしたのは宮崎監督が引退した後に公開となった米林監督によるもの。

 

この理由について「思い出のマーニー」の制作に携わったスタジオジブリの西村義明プロデューサーは以下のように語っています。
w
その「生涯映画化は出来ない」理由について米林監督は以下のように語っています。

2040043_201407210656606001405900836c引用

麻呂
文庫作品と映像作品で決定的に違うのが、心情の変化の表現の仕方です。映像作品ではすべての心理的な変化などをナレーションなどでやったら、それはそれはつまらないものになります。風景や表情の変化などでその心情を表現しなけれないけません。

しかし、文庫作品は心情が変化していく様を何行にもわたって文章化します。そこでどのような表現で文章に起こすか・・・そこに才能の有無さえも現れてしまいますよね。

原作の「思い出のマーニー」ではそうした心情の変化などが杏奈の「語り」によって描かれています。それを映像化する、しかも2時間程度の枠に収めるというのはかなり厳しい仕事だと思います。

しかも長編作品は2作目の米林監督。

いくら女の子の心情を描くのに定評があっても、かなりしんどい作業でしたでしょう。

個人的には、興行収入とは関係なく結構好きな作品なのですが。

 

 

しかし、鈴木プロデューサーとしては

「久しぶりにジブリ作品が帰ってきた」

と言う評価を下しているそうです。

 

マーニー

 

以上が「アナ雪」と「思い出のマーニー」の関係性。

方や空前の大ヒットを飛ばし、数々の歴史を実績として塗り変えてきた作品。

方やヒットは飛ばせなかったものの、長編アニメーション制作を一時中断するという発表前に最後に制作された作品であり、ジブリらしさを取り戻した作品。

今後両社のスタジオが歩んでいく道によっては語り草になるかもしれませんね。

 

 

 

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