思い出のマーニー!種田陽平が描く北海道の舞台!


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舞台

 

「思い出のマーニー」に関する制作秘話をご紹介します。

非常に繊細に描かれた描写!舞台として設定された北海道らしい繊細な作り!

 

 

 

 

舞台

まずは「思い出のマーニー」の舞台について紹介します。

その舞台には北海道の釧路が選定されています。

北海道がジブリの舞台となるというのは、ジブリの作品史上初めてのことです。

自然が豊かであるために、ジブリ作品とは関連性が深いような気がしますが、意外にも初めての抜擢。

そこには「思い出のマーニー」で監督2作目となる米林監督の思いがありました。

 

 

実は「思い出のマーニー」というのは、宮崎監督が大好きな原作作品であり、その構想は宮崎監督自身にあったそうです。しかし、杏奈の一人語りで展開される描写が多数あるために映画化を断念。最終的に米林監督が映像化にするに至りました。

その際に、実は宮崎監督の構想していた「思い出のマーニー」の舞台が瀬戸内海であることを告げられたそうです。しかし、米林監督は自分の信念を貫いたのです。

麻呂2

宮崎監督からの脱却はジブリが長年描いてきた構想の一つであり、Wヒロインである「思い出のマーニー」を選択したポイントもそこにあると鈴木プロデューサーは語っています。

男と女の話ではなく、女の子同士の作品ならば宮崎監督は口を出さないだろうという予測の上で制作を開始したと語っています。笑

 

そのため、米林監督のこうした対応はジブリ的には吉と働いたのでしょう。ジブリが今まで描いてきた快晴の空ではなく、北海道の空のように「真珠色」の複雑な色合いを持った曇り空が劇中では印象的です。

 

その空の情景に関して「思い出のマーニー」で制作に携わった西村プロデューサーは以下のように語っています。

 

マーニー6

 

原作がイギリスであるため、それを日本で再現すると考えた場合、北海道がやはり良かったのですね。

ロケ地は釧路湿原、藻散布(もちりっぷ)沼など、釧路周辺を参考にして制作されたそうです。

 

 

宮崎監督が構想した瀬戸内海の景色はこちら。

瀬戸内海

 

 

米林監督が構想した釧路湿原がこちら。

釧路湿原

 

 

藻散布沼の景色がこちら。

numa

 

実際に作品がこの舞台を参考にして作られたため、今となってはやはり北海道が似合っているという印象しか受けませんが。笑

こうした舞台は後述する「洋館」とものすごくマッチしています。

 

 

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洋館

「思い出のマーニー」で描かれた「湿地洋館」。

劇中の中で物語が展開される背景として非常に重要な建物であるこの「洋館」。

実は、実写の世界から人材を呼び寄せて制作がされました。

種田

この種田陽平と言う人物。あまり馴染みのない名前かもしれませんが、映画「キル・ビルVol.1」や「フラガール」、「有頂天ホテル」などの美術を手掛けた世界的にも知られた実写映画美術の第一人者です。

経歴

などなど、実績はものすごい人物です。

 

そんな実写の美術を担当してきた人がアニメーションの世界に呼び寄せられました。そこにはこんな意外な繋がりがあったそうです。

 

マーニー5

 

宮崎アニメ恐るべし!実写の世界にも多大な影響を与えているのですね。

 

種田さんが手がけた洋館は「思い出のマーニー×種田陽平展」と題して展示会も行われています。

窓は北海道の窓である、二重層の窓が取り付けられており、柄も非常に凝ったデザインのものが使用されています。

 

omoideno

 

こうしたこだわりがアニメ―ションで再現されるというのは非常に稀なようですので、そうした部分にも注目して「思い出のマーニー」を見ると一段と面白いかもしれません。

以上が舞台や背景に関する豆知識!

 

 

 

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