思い出のマーニーは百合映画?制作秘話からわかるその真相!


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思い出のマーニー

宮崎監督が引退してから初めてジブリが製作した作品「思い出のマーニー」。

2014年公開。ジブリ初のダブルヒロインで制作されましたが、百合映画説が浮上しています。笑

 

 

 

 

 

 

制作を務めた監督は2010年に公開された「借りぐらしのアリエッティ」で初監督を務めた麻呂こと米林宏昌監督。

なんでも、

 

マーニー6

と自ら鈴木プロデューサーに申し出て映画の制作がスタートしたそうです。そこで原作としてとり上げられたのが、1967年にイギリスの作家ジョーン・G・ロビンソンが描いた作品でした。

この原作の作品は宮崎監督も大好きであり、宮崎監督の中で舞台背景などの構想もあったそうですが、映画化するには脾臓に難しい作品であるため、躊躇していたという作品でした。

この宮崎監督の舞台背景の構想は米林監督に伝えられたそうですが、米林監督は自分自身が構想していた舞台背景にするなど、「宮崎支配」には屈せず、自分が描くべき作品をきちんと描いたという制作秘話もあるのだとか。

それほどまでに作品にかける情熱があったことが伺えます。

 

 

思い出のマーニーになった理由

 

さて、なぜ米林監督が「思い出のマーニー」を製作することになったのか。

 

宮崎監督が過去に構想していた作品であるならば、宮崎監督が去ってからその作品を製作するのはどこか躊躇してしまいそうな印象を受けますが、なぜこの作品に手を付けたのでしょう。

これは、上記に書いた米林監督が「僕に映画を作らせてください。」と鈴木プロデューサーに言いに行ったところから始まります。

この時に米林監督はどの作品を描くかまでは頭になかったそうなのです。そこで鈴木プロデューサーは直感的に「思い出のマ―ニー」を製作することをひらめきました。

 

この「直感的」という部分には理由があります。

 

それは、米林監督が「女の子」の心情や動きなどを描くことが上手いということ。

「思い出のマ―ニー」の原作にはヒロインが二人登場し、それが可愛い。こんな作品を米林監督が描いたらどうなるのか・・・うふふ・・・ってなことを鈴木プロデューサーは感じたのですね。

 

鈴木プロデューサーはさらに以下のようにも語っています。

マーニー5

こうしてジブリ史上初のWヒロインの映画が制作され、百合映画が誕生した所以となりました。

 

 

百合

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さて、ここで「百合」について紹介しないといけませんね。

「百合」とは「レズ」とは違うため、同性愛かどうかと言う点については非常に曖昧な境界線上にいるのですが、作中などで女の子同士が肉体関係は持たずにキャッキャしている情景のことを言います。

つまり「めちゃくちゃ仲のいい女友達が何やら遊んでいる」みたいな感じでしょうか。

 

森島明子先生は

レズ

と定義しています。つまり「百合」とは本人たちの意識は関係なく、外部から見て「百合だ!キター」と思えばもうすでにそれは百合になってしまうのです。笑

 

そのため、「思い出のマーニー」は百合映画だということを都市伝説的に語っている場合もありますが、それは都市伝説というより「思い出のマーニー」がWヒロインを描く作品である時点で、すでに決定されたような事象なのです。
それを象徴するかのように「思い出のマーニー」のキャッチコピーが考案される際の話には以下のようなものがあります。

 

マーニー4

結果的に落ち着いたのが「あなたのことが大すき」。

いやもう百合っていうか、百合超えかけとるやん( ゚Д゚)笑

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米林監督の思い

製作陣としては「百合」という概念はそもそもなかったように感じます。

上記に記載したように米林監督がやりたいと言ってきて、米林監督の強みを知っている鈴木プロデューサーが思いついた作品だった、ただそれだけということです。

「思い出のマーニー」ではヒロインが二人と言うことだけではなく、登場してくる人物がことごとく女性です。それについて米林監督は以下のように語っています。

 

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マーニー3

 

「杏奈の世界に男の子はどうやっても入れ込めなかった。」というコメントのあたりが、まさに百合の世界と言う感じがしますが。笑

 

 

この二人のヒロインがレズではないだろうという確信的なコメントもあります。
マーニー2
作品を最後まで見たことのある人ならばわかるかと思いますが、マーニーは実在する人物ではないですよね。

どこか杏奈の「憧れ」をもはらんだ人物であるというのは、最後の種明かしで理解ができるかと面ます。

そうした関係を描きたかったわけで、決して恋愛感情的なものをお互いが持っていないというのは明らかでしょう。

 

 

米林監督はこの作品のヒロインについてこうも語ってます。

マーニー

ネット上では結構厳しい意見もあるのですが、個人的には面白かったと思っています。

どうしても最後の種明かしまでは理解できない描写もありながら進行していくため、そこに頭を悩ませる人もいるのかもしれませんが、何度も見るとその深さがよくわかるようになっています。

「ハウルの動く城」はもっと不可解な点が多く、完全に迷走してしまっている印象があるため、断然「思い出のマーニー」派な私は少数派なのでしょうか。笑

 

以上が、「思い出のマーニー」が百合映画だと言われる真相でした。すべては米林監督の強みにあったのです!

 

 

 

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